思わず見惚れる芸術度!歴史あるアンティーク~ヴィンテージジュエリー入荷のお知らせ

*このページは移転いたしました。→ https://www.atelier-blanca.com/blog/2016/11/29/costume-jewelry/

 

こんにちは。

ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

日本での公開が始まったハリー・ポッターシリーズ最新作の宣伝のため、

アカデミー賞俳優のエディ・レッドメインの来日が先日話題になりましたね。

難役を次々にこなすまさに天才役者ですが、

彼がアカデミー賞主演男優賞を受賞した「博士と彼女のセオリー」と並び印象的だった作品が、

トランスジェンダーに悩む主人公の画家アイナ―役を演じた「リリーのすべて」。

 

 

 

段々と仕草や表情が女性らしくなっていく彼の卓抜した演技とともに、

1920-30年代のヨーロッパを舞台にした衣装やセット装飾などが

忠実に再現されていて、一コマ一コマを一時停止してじっくり観察したいほど美しい映画でした。

 



 

特にアイナーの妻ゲルダが見せる、パリでの着こなしは流行を先取りしたこの時代のモダンガールそのもの。

ゆるやかで直線的なシルエットの膝丈ドレスに、首元をフェミニンに演出する長く垂らしたネックレス。

ぽっくりとしたエレガントな丸みが特徴のクロシュと呼ばれる帽子は、外出時には欠かせない必須アイテムだったそうです。

 

日々のワードローブのコーディネートにおいて、

ジュエリーや帽子などのアクセサリー類の存在がいかに重要であるかを実感した映画でした。

 

さて、ギャルリー・アルマナック吉祥寺およびアトリエ・ブランカ軽井沢では、

並外れた才能の金銀細工師や絵付師など専門の職人たちが、工程の一つ一つに関わり、

丁寧に作り上げた歴史あるジュエリーをこれまでもお取り扱いしてきましたが、

意匠を凝らした芸術的なファインジュエリー、コスチュームジュエリーの数々をこのほど新たに入手。

 

煌びやかな輝きと存在感を放つジュエリーたちが、店内に飾られた絵画やアンティークをさらに美しく、

またクリスマスシーズンを前に華やかな彩りを添えてくれています。

 

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ところで、前述したファインジュエリーとコスチュームジュエリー。

皆様その違いをご存知でしょうか。

 

 

 

 

 

ファインジュエリーとは、金やダイヤモンドなどの宝石・貴金属や貴石などいわゆる本物の素材を用いたジュエリーの総称。

 

身に着けて楽しめるのはもちろんですが、素材そのものに価値があるので、

資産・財産の意味で所有される場合も多いのが特徴的です。

 

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古代から宝石や貴金属は、王侯貴族が身分や社会的地位を誇示する一つのツール。

熟練した技術を持つ一級の職人たちが、最高の素材と技巧で作り上げたそれらは、

まさに一国の富を象徴する最高級の芸術品でした。

現代でもウェディングやパーティなど改まった場には本物のジュエリーを、という方も少なくないでしょう。

 

 

 

しかし、稀少性の高い素材が用いられればおのずと価格は上がるもの。

今日でも数百万円、なかには数千万円という値で

市場に流通されているファインジュエリーも決して珍しくありません。


 

だけれども、「素敵にお洒落を楽しみたい」という女性の心理は、身分や予算に関係なく、

いつの時代も万国共通に存在するもの。そこに登場したのが、コスチュームジュエリーでした。

 

 

 

それまで色々と「制約」や「ルール」のあった女性のファッションが劇的に変わった20世紀初頭。

さらに、男性の陰に潜んでいた女性たちの社会進出が進んだ第一次世界大戦後の1920年代になると、女性はファッションを通して自己表現をするようになりました。

 

もっと詳しく知りたい方は過去のブログをどうぞ。

ファッション・ジャーナリズムの歴史

パリジェンヌのエレガンス指南誌「アール・グー・ボーテ」

 

1920年代のフランスの女性たち
1920年代のフランスの女性たち

 

 

その時代のモダンガールたちが求めたのは、素材の価値を着こなしの主役にしないような、もっと自由で気軽、そして幅広いファッションの楽しみ方。

 

つまり、コスチュームジュエリーとは、一般市民にも手が届く価格で提供できるように、

貴金属や高価な素材は用いずに制作されたジュエリーのことで、素材ではなくデザインに価値を見出したもの。

ジュエリーは髪型や服飾品を含めた装い全体にマッチさせるコーディネートの一つと考えられるようになり、自由な時代の風潮とも相まって、斬新で遊び心溢れるデザインのジュエリーが次々と登場しました。

 

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「リリーのすべて」でゲルダが身に着けていたのも、恐らく1920〜30年代に生まれたコスチュームジュエリーでしょう。

時のファッションデザイナーらが手がけるなど、デザイン性の高いコスチュームジュエリーは

パリジェンヌたちの間で瞬く間に流行し、やがてアメリカ大陸へと渡ります。

そこでまずハリウッド女優やセレブリティたちに熱烈的な支持を受けて迎えられ、

さらにはエレガントにもカジュアルなスタイルにも合わせて着こなす彼女たちの姿を、映画や雑誌を通して見た市井の女性たちの間で大ブームに。

 

「ミリアム・ハスケル」や「TRIFARI」など、ファインジュエリーと遜色がないほど美しい仕上がりを誇る

最高峰のコスチュームジュエリーブランドたちは、現代女性をも夢中にさせる魅力にあふれているのです。

 

Miriam Haskellの広告
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Monetの広告
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TRIFARIの広告
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極上の存在感を放つ歴史あるジュエリーたちは素材に関わらず、一つ一つが芸術品。

そして、そのそれぞれには以前の持ち主(もしかしたら有名なハリウッド女優であったかもしれません!)の物語が秘められていると思うと、何だか小説が書けてしまいそうなほど想像力を掻き立てられますね。

 

(R・K)

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アトリエ・ブランカでは、軽井沢・吉祥寺の直営ギャラリーにて、

アール・ヌーヴォーやアール・デコのガラス工芸をはじめ、 絵画や版画、挿画本、シルバーウェア、

アンティークジュエリー、彫刻・ブロンズ、アンティークカードなど

美術館さながらの見ごたえある作品を販売しております。 

 

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