ヴェルヴ  Verve

1937年、ギリシア出身のエフストラティオス・エレフテリアード(通称テリアード)が創刊した美術文芸誌。1960年まで全26冊が刊行された。「Verve」はフランス語で「熱気」の意。特に注目に値するのが、画家によるオリジナル・リトグラフを多数収めた点であり、登場回数が最も多いのはマティス、ピカソ、シャガールといった20世紀美術を代表する画家である。フランス語版のみならず英語版も出版された<世界で一番美しい雑誌>は、多くの美術愛好家を魅了した。「ヴェルヴ!1937年から1960年まで、テリアードによって考案され、生命を与えられた、世界に他に例がないこの雑誌は、当時の偉大な芸術家たちを集結させた。マティス、ピカソ、シャガール、ローランス、ジャコメッティ、ミロ・・・それだけでなく、クローデル、ヴァレリー、バタイユ、ミショー、ルヴェルディ、サルトルまでも。

リトグラフやモノクロ、カラーのエリオグラヴュールなど、複製画制作の技術は多様で素晴らしく、それぞれの号にまばゆい特色を打ち出している。

テリアードは毎号の表紙と、中に収めるオリジナル版画を画家に依頼した。また、芸術観について執筆するよう促したので、彼らの下書きや覚書きをも世に出すこととなった。こうして、マティスの色彩や、ピカソのヴァロリス時代、ブラックの日記帖、シャガールの聖書のためのデッサンの特集号が生まれた。

30年弱の間に、テリアードは時代の傾向をまとめたというよりはむしろ、20世紀前半の芸術と文学を余すところなく把握していた。この時代の巨匠は例外なく招集されたからである。カミュからクレー、ジョイス、ドス=パソス、ヘミングウェイ、ジッド、マルロー、プレヴェール、ボナール、カンディンスキー、ブラック、レジェ、そしてルオー。」 

『L’album Verve』(1987, Flammarion, Paris)より

 

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>美術文芸雑誌「ヴェルヴ」のご紹介

ヴェルヴ1号(創刊号)

ヴェルヴ verve Les Très Riches Heures du Duc de Berry

ヴェルヴ5-6号

ヴェルヴ verve Les Très Riches Heures du Duc de Berry
verve ヴェルヴ Les Très Riches Heures du Duc de Berry



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